※黒くてつやつやの所謂Gと呼ばれしアレが字面でも苦手な方はご注意ください
それはある夜のこと。
洗面所で歯磨きをして、さて寝るかあと思っていた時でした。
なんか足元もぞもぞするなあ。糸くずかな。と思って足元に目をやった瞬間でした。
「ちょいと失礼(^O^)」
とでも言うかのように私の足の上を通過していったG。
足の上を!?!?!?!?!?
虫が超絶ウルトラスーパー苦手な私は恐怖のあまり叫び声も出ず、ソイツを視界から逃さぬよう走りGジェット(殺虫スプレー)を取り、思いっきり噴射しました。
もはや恐怖を超える殺意!貴様!よくも私の足の上を!!!
絶対にブチ殺してやる!!!!!!
こんなに殺意にまみれたのは初めてかもしれません。
絶対に殺すマンと化した私とGとの戦いが始まりました。ちなみに夜の9時です。
あろうことか奴は私の部屋に逃げ込み、鬼の形相の私は隙間に入った奴にスプレーを噴射し続けました。
なんかわなわな動いてて気持ち悪い!!!!!早く死ね!!!!!と心の底から思ったのもたぶん初めてです。
うごめきながらスポっとローラーチェストの下に潜り込んだのが最後、奴は姿を現しませんでした。
えっここからどうすんの……?
急に我に返って恐怖が戻ってきました。
無理、いや無理、同じ部屋に泊まれはしない。というわけで仕方なく私は一晩リビングのソファで寝ることになりました。
当然落ち着いて寝られるわけもなく、背中も首もバッキバキで頭痛もセットで朝を迎えました。
クソがァ…………。
悲しいことに翌日は仕事でした。クソが……。(白目)
帰ってからリベンジマッチを決心し、一応と思いローラーチェストを動かしてみました。
いらっしゃる。
ただし、
ご臨終されている。
ヒ…ヒヒ……!やったぜ…やってやったぜオラァ…!これが!我が家に出た貴様の末路よ!!ここに来たことを後悔すればいい!!
イッヒヒヒヒャハハハァ!!!
という笑い声を上げ(後で思うととても不審者)死体の処理をし、祝杯のビールを飲んで今に至ります。
めっっっっっちゃ疲れた。
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